【高勝率】7/25〜7/31での高勝率デッキ
今回はHSReplay.net が発表した7/25〜31までの間で高勝率を記録したデッキを紹介します。
環境最後となりましたが依然として「ハイランダーハンター」「ドラゴンハンター」「マーロックパラディン」が高勝率を記録しています。続いて「テンポデーモンハンター」「ピュアパラディン」が浮上してきました。「テンポデーモンハンター」はバランス調整の影響を大きく受けたものの、全体としてコントロール系のデッキが減少した事により再び注目されるようになりました。また「ピュアパラディン」もアグロ系に強くコントロール系の相手でも戦える事から勝率が上がったものと思われます。
新環境が始まるまで約1週間あるので今の環境に思い残す事がないように興味があるデッキは今のうちにプレイしておきましょう。
【デッキ紹介】
1位ハイランダーハンター
依然として勝率トップを誇るデッキです。優秀なカードが多くゲーム中盤では強力なカードで相手を倒す事ができます。コントロール系のデッキに強いのが特徴で、アグロ系のデッキには少し不利なものの、一度盤面を取ってしまえば勝つ事ができる力を秘めています。
2位ドラゴンハンター
ドラゴンカードを軸にした攻撃力のあるデッキです。「ハイランダーハンター」に続いて勝率が高く、挑発ミニオンが並んでいる場合でも相手のヒーローに直接攻撃ができるカードが多く採用されています。
3位マーロックパラディン
バランス調整後に注目を浴びている「マーロックパラディン」。現在の環境にアグロ系のデッキが増えた事によりアグロ系より早い動きをするこのデッキが有利な為、勝率が上がったと考えられます。以前とデッキの構成は大きく変わりませんが、現在は『聖別』の代わりに『マーロックのタイドハンター』『トゥルーシルバー・チャンピオン』を2枚づつ採用しているのが主流です。
4位テンポデーモンハンター
バランス調整後、デーモンハンターを使うプレーヤーが減少したと思いましたが、ここに来て勝率を大きく上げてきました。大きく影響を受けた『魔眼光』『アズィノスのウォーグレイヴ』『悪魔変身』を採用せず『コバルト・スペルギン』を採用しているデッキが主流になってきています。特に『コバルト・スペルギン』から『二連斬』の動きがとても強力です。
5位ピュアパラディン
今まで多くの優秀なデッキの影に潜んでいたデッキでしたが、環境が大きく変化したことにより注目され始めました。このデッキはどんな強力なミニオンも無力化にしてしまう『正義の聖典』の他、多くの回復カードと『智恵の聖典』と『レディ・リアトリン』のコンボなど多彩な戦術があり、長期戦でも戦えるデッキとなっています。
【高勝率】秘策テンポメイジ
今回は「FunkiMonki」さんが高勝率を記録した秘策テンポメイジをご紹介します。
このデッキの特徴は秘策カードを中心としたデッキで、秘策と相性の良い『アペクシスの運び屋』『魔力のフラックメイジ』『雲の公子』などを採用しています。秘策も5種類と多く採用しているので、どんなデッキタイプでも戦う事ができます。また、今の環境では珍しいタイプのデッキなので相手の隙をつけるチャンスもあります。
【カード紹介】
『秘密の番人』
秘策を使うごとに強化されるミニオン。コストが1マナなので非常に使いやすく、序盤であればこのカードだけで相手を苦しめる事ができるので、相手のテンポを奪う事に優れたカードと言えます。
『アペクシスの運び屋』
秘策を使用するたびに呪文を発見できるカード。効果が発見なので、今の状況に合わせて呪文を選択する事ができます。このカードは相手からすると放置したくないので、呪文やミニオンで除去せざるおえない存在になります。それだけでも十分な効果と言えるでしょう。
『サンリーヴァーのスパイ』
秘策が準備されている場合に恩恵を受けるカード。『秘密の番人』と効果がにているが、こちらは秘策が準備されている場合に効果が発揮され、コスト2/3/4と非常に強力なミニオンとなります。『古代の謎』と合わせて使いたいです。
『古代の謎』
デッキを圧縮しながら秘策を実質コスト2で使う事ができる非常に優れたカード。このデッキは秘策を使う事で効果を発揮するカードが多く採用されている為、それらと一緒に使うとより強力な動きとなります。
『魔力のフラックメイジ』
秘策を使用する事で全体攻撃ができるカード。秘策の使った回数分効果が発動するので『古代の謎』や『キリン・トアのメイジ』と組み合わせる事ができれば、『フレイムストライク』に匹敵する強さになります。今流行りの「マーロックパラディン」や「ズーウォーロック」相手にはキーカードとなるでしょう。
『雲の公子』
秘策が準備されている場合6ダメージを与える事ができるカード。条件はあるものの実質『ファイアーボール』が打てるので、相手を倒すには十分な力を持っています。
『天文術師ソラリアン』
転生すると呪文をランダムに5つ使用するカード。このカードが採用されている事で、後半に息切れしてしまった場合でも戦う事ができます。効果がランダムですが発動する呪文によってはゲームを決める事ができます。『ヨグ・サロンのパズル・ボックス』が発動される場合も...
【高勝率】7/19〜7/25での高勝率デッキ
今回はHSReplay.netgが発表した7/19〜7/25で勝率が最もよかったデッキTOP5をご紹介します。
デーモンハンターが登場して大きく変化した環境も終盤に差し掛かってきましたが、ここにきて勝率が高いデッキも大きく変わってきました。まずバランス調整の影響でミッドレンジ〜コントロールタイプのデッキが減少した事によりアグロタイプのデッキが増加してきました。特に「ズーウォーロック」の勝率が大幅に上がり「ドラゴンハンター」「マーロックパラディン」と続きます。「ズーウォーロック」は今回紹介する『暗黒のファラオ・テカーン』が採用されたタイプ以外に『カンレザード・エボンロック』や『病魔のハゲタカ』を採用した様々なタイプがあります。今の環境に合わせて使い分けるとができるので、新環境でも活躍する機会があると思います。そして、依然として勝率が高い「ハイランダーハンター」も新環境ではどのように変化するのか注目です。
【デッキ紹介】
1位ハイランダーハンター
どのデッキタイプにも柔軟に戦う事ができる為、苦手なデッキがほとんど存在しません。『竜の女王アレクストラーザ』がバランス調整を受けたものの『フリズ・キンドルルースト』を採用した構成が多くなりました。以前と変わらない動きができるだけでなく、デッキ全体の強化にもなります。
2位ズーウォーロック
ここにきて勝率が大幅に上がってきたデッキ。冒頭でもお伝えした通り様々なデッキタイプがあり環境に合わせて戦う事ができます。また、比較的に低予算で構成する事ができるので幅広いプレーヤーに使う事ができます。
3位ドラゴンハンター
このデッキもバランス調整後に注目されてきたデッキ。パワーカードが多く採用されているので、隙があれば一気に勝負を決める事ができます。デッキタイプとしては少しミッドレンジ寄りで全体除去がない為、アグロタイプのデッキには少し戦いずらいと思われます。
このデッキも「ハイランダーハンター」同様に『竜の女王アレクストラーザ』の影響があったものの高い勝率をキープしています。最近はアグロタイプのデッキが増えてきた為、除去カードを使うタイミングが以前よりも重要になってきています。
5位マーロックパラディン
バランス調整後に頭角を現したデッキ。序盤から攻めていくアグロタイプのデッキで、噛み合った時の速さと強さは現環境No. 1だと思われます。コントロールタイプが相手でも除去が来る前に勝負を決める事ができる強さを持っています。
【レジェンド93位】ドラゴンハンター
今回は「Benko」さんがレジェンド93位に到達したドラゴンハンターをご紹介します。
このデッキの特徴は従来のドラゴンハンターの構成に加えて『三匹がキル』や『ドラゴンペイン』を加えられている為、長期戦や挑発が多い場合でも相手に攻撃ができるようになっています。魔素も3920と作りやすい構成になっています。
【カード紹介】
【三匹がキル】
フェイスハンターでお馴染みのカード。このカード1枚で相手のライフを大きく削る事ができます。このデッキはドローするカードが採用されていないので、後半に手札切れで攻撃が弱くなってしまう可能性があります。しかし、このカードがあることによって後半でも戦えるようになります。
【封印されしフェルモー】
2ターンの休眠を終えた後、ランダムな敵を1体攻撃するカード。対象がランダムですが、ミニオンのスタッツがとても高いので序盤に出す事ができればかなり強力です。また、相手のヒーローにも攻撃をすることもあるので、このカードが盤面に存在するだけで相手にプレッシャーを与える事ができます。
【ストームハンマー】
ドラゴンハンターには欠かせないカード。このカード1枚で相手を攻撃するだけでなく相手のミニオン除去もできるのでかなりのアドバンテージを取る事ができます。このカード自体のコストが3マナなので他のカードと一緒に使うこともでき、マナを無駄なく使う事ができます。
【始祖探検竜】
このデッキで唯一ドラゴンを補充できるカード。ドラゴンは平均的に強いので、どのカードが選択されても無駄になる事がありません。また『始祖探検竜』も発見する事ができるので、運が良ければ多くのドラゴンを発見する事ができます。このカード自体にも猛毒があるので、相手にとってはかなり厄介なカードとなります。
【ロットネスト・ドレイク】
自分の手札にドラゴンがいれば相手のミニオンを破壊できるカード。効果がランダムではあるものの、確定除去ができるのでテンポを取りやすいです。このカード自体のスタッツもかなり高く、盤面に残れば相手のライフを大きく削る事ができます。このカードも『始祖探検竜』から発見できる事ができるので、積極的に使っていきたいカード。
このデッキはテンポが非常に重要になってきます。1 ターンにミニオンを何体も並べる事ができないので、戦い方としては常に盤面を取っていくような形になります。デッキに採用されているカードは相手のライフを大きく削れるものが多いので、15ダメージくらいは簡単に出す事ができます。プレイ難易度もそこまで高くないなので幅広いプレーヤーが使えるデッキとなっています。
【小ネタ】「ズー」「 ハイランダー」デッキ名の由来を知っている?
ハースストーンのデッキには「アグロ」「ハイランダー」など様々な種類があるりますが、名前の由来はご存知でしょうか。実は調べて見ると意外と面白い事がわかります。今回はデッキの名前について調べたものをご紹介します。
アグロ
アグロ(aggro)を訳すと「攻撃的な態度」という意味を持ちます。つまり、序盤からどんどん攻撃をするデッキに対して使われる言葉です。アグロデッキは強力なミニオンや呪文を使われる前に勝負を決められるような構成なので、デッキのカードもマナ効率に重点が置かれています。基本的に1〜3コストのミニオンで構成されている事が多いです。ミッドレンジに強くコントロールに弱い傾向。
ズー
ズー(zoo) とは訳すと「動物園」という意味を持ちます。ではデッキをみてみましょう。
こちらは以前ご紹介した「Blitz」さんの「ズーウォーロック」です。デッキのレシピを見ると[人]と[悪魔]と[スライム]と[絨毯]がほとんどです。では、なぜ「ズー 」という名前がついたのでしょうか。
それは世界初のトレーディングカードゲーム(TCG)である「マジック:ザ・ギャザリング」が関係しています。
マジック:ザ・ギャザリングのデッキには「ズー 」と呼ばれる低マナのカードがほとんどで、前半からどんどん攻撃するアグロデッキが存在します。そのデッキに採用されているカードがこちら。
ほとんど動物のカードで構成されています。このデッキの動きに似ている事が「ズー 」の由来となっています。
ハースストーン は元々「マジック:ザ・ギャザリング」を参考にして作られているらしく深い関係があることも関係していると思われます。
ミッドレンジ
ミッドレンジ(middle range)を訳すと「中間、中級」などの意味を持ち、その意味どおりカードのコストが3〜6で構成されたデッキを指します。コントロールに強くアグロに弱い傾向。
コントロール
こちらは文字どおり盤面をコントロールしつつ相手の攻撃を耐え凌ぎ、後半に重量級のミニオンと呪文で勝負を決めるデッキ。アグロに強くミッドレンジに弱い傾向。
こちらはデッキ同名のカードが入っておらず、全て1枚ずつで構成されたデッキ。ハイランダーの由来は映画「ハイランダー 悪魔の戦士」のメインタイトルである「生きていられるのは一人だけ」に由来するものと言われています。
個人的な意見ですが「ハイランダー」の由来が映画から来ている事にとても驚きました。まだまだ調べると面白い発見があると思うので、気分転換に調べてみてはいかがでしょうか?
【速報】デッキランキング
7/15にバランス調整が入り様々なデッキに影響がありました。今回はHSReplay.netが発表した情報を勝率順に紹介していきます。
1位ハイランダーハンター
『竜の女王アレクストラーザ』のバランス調整を受けたものの、以前として高い勝率を出しています。元々ハンターのカードは強いカードが多いのでバランス調整の影響を受けませんでした。このデッキリストでは『転校生』が採用されているのも特徴的です。
2位マーロックパラディン
他のデッキがバランス調整の影響を受けた事でマーロックパラディンが高い勝率を出しています。今後の環境次第ではこのデッキと対戦する機会が多くなるかもしれません。
このデッキも『竜の女王アレクストラーザ』の影響を受けましたが、勝率に大きな変化はありませんでした。豊富な除去カードと回復カードを採用しているのが魅力でどんなデッキタイプとでも戦う事ができます。
4位ハイランダーメイジ
こちらのデッキもバランス調整の影響を受けたものの、大きな変化はありませんでした。特に『アメージング・レノ』『ヨグ=サロンのパズル・ボックス』があればどんな状況でも逆転する事ができるので、依然として強力なデッキです。
5位ガラクロンドプリースト
バランス調整前と変わらず安定した勝率を出しているデッキです。デッキ外からカードを持ってくるのを得意とするため、どんなデッキとも戦えるのが特徴です。
まず、多くのカードに調整が入りつつも人気があったデーモンハンターでしたが、今回の調整で環境トップから外れそうです。
同じく環境トップである『ハイランダーメイジ』、『爆弾ウォーリアー』『テンポウォーリアー』『スペルドルイド』もバランス調整の影響で弱体化があったため勝率が下がりました。
その代わりに環境トップに出てきたのがマーロックパラディンです。今まで苦手としていた『ハイランダーメイジ』、『爆弾ウォーリアー』『テンポウォーリアー』が少なくなった事で、勝率が大幅に上がったと考えられます。
『竜の女王アレクストラーザ』の弱体化があったものの『ハイランダーハンター』『クエストウォーロック』『ハイランダーメイジ』は依然として環境トップにいます。今回バランス調整の影響を受けなかった『ガラクロンドプリースト』も上位に上がってきています。
かなり動きのあった『灰に舞う降魔の狩人』の環境ですが、それも終盤に入ってきています。
来月には新環境に突入するので、今後の動きに注目です。
【レジェンド到達】 Blitz’s ズーウォーロック
今回は「Blitz’s」さんがレジェンド到達までに使用した「ズーウォーロック」を紹介します。
デッキの特徴は従来の「ズーウォーロック」同様に『グルダンの手』を使ってデッキをどんどん回していきます。また『偉大なるぜフリス』を採用しており、デッキが少なくなる後半でも戦えるようになっています。魔素も3560と比較的作りやすい構成となっているので、新しいデッキを試したいプレーヤーなどは作ってみてはいかがでしょうか。
【カード紹介】
【カーディアン改造屋】
ミニオンにダメージを与えることで聖なる盾を付与できるカード。コスト1なので序盤に強い盤面を作ることもでき、このデッキのキーカードである『魔法の絨毯』など、ミニオンを守るために使うこともできます。非常に便利なミニオンなので最初にキープしておきたいです。
『偉大なるぜフリス』
自分のデッキに重複するカードがない場合に効果を発揮するカード。このデッキは『グルダンの手』を使った大量ドローができるので、デッキがなくなる後半に効果を発動することができます。後半になると、どうしても強力なミニオンや呪文で攻めきれなくなってしまうので最後の切り札として使うと強力です。
『魔法の絨毯』
このデッキのキーカード。自分がコスト1のミニオンを手札から使用すると効果を発揮します。デッキの3分の1がコスト1のミニオンで構成されているので相性は非常によく『カーディアン改造屋』や『悪鬼の下僕』『笑顔の相棒』を召喚すれば、自分のミニオンを強化しながら相手のミニオンを倒すことができます。
『冷たき影の紡ぎ手』
敵1体を凍結させるカード。最近の環境ではヒーローが武器を持つことが多く、特にデーモンハンターやウォーリアーに効果があります。武器を持たないヒーローに対しても相手のミニオンを凍結させることで、テンポを遅らせることができます。1ターンあるだけで大きく相手のライフを削ることができるので、このデッキでは特に重要な存在となります。
『グルダンの手』
『腐った商人』『ナイトシェードの刀自』との相性が非常に良いカード。このカードがある事でダメージを受けずにデッキを回すことができます。手札消費がもともと激しいデッキなので積極的に使って行きたいカードです。
『ズーウォーロック』の戦術は非常にシンプルで使いやすいデッキです。相手に少しでもスキが生まれればどんなデッキタイプでも押し切れるのが魅力の一つです。
現在バランス調整によって環境が安定していないので、この際に使ってみてはいかがでしょうか。